俳句を楽しむ会などでお着物で参加されている方に出会うと、俳句の会に来ました!という気持ちがもりあがってしまう。スタイルをきちっと合わせていくとやはり身も心も引き締まるので、そうしたたたずまいを目にすることでこちらまできりっとなりたくなる。眼福である。緊張しいなので体を緩められるような服装も好き。
一人で俳句を作っているのも楽しいのだが、大勢の方の作品に触れる体験というのは貴重なことだと思う。同じ季節にいて共感を覚える事柄が、明瞭に表現されていると「こういうことが言いたかったの」などと言い出したくなるから静かにしていにといけない。こういうときは一体どなたがこの作品をつくったの!と発表を待つばかり。
心の中では好きなだけ選ぶことができるからそれはそれは気になる句を集める。その中でも「この作品が好きです」と発表しなければいけないのはちょっと勇気がいる。そういうときはその作品に触れたときに体温が上がり下がりしたとかいう直感をできるだけ大切にしたいと思う。そうじゃないとね、、たくさん良い句があるから選べないというものです。
少しずつ俳句の体験が増えるなかで、有名な句を手本にしてなぞるように作る作り方をみるようになった。そういうのを一つ作ってみたいなと思ってしまった。
行く年や地球儀まわす桃太郎
鬼糸巻マンタ
なかなか映画館にまでいって映画をみることは少なくなったけれど、見たいという子と一緒にみた映画とまだみてないけどみてみたい映画を年末に思ったこの俳句の中には 「地球儀」と「MOANA」が入っている。
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