今月届いた結社誌6月号を読んでいる。
そこでこの漢字は書けたほうが絶対よさそうと思う漢字を一文字選んでみた。
何か文章を多少なりでも作るときはスマホかパソコンばかりで、手書きで何かを書くということがほとんどない。
普段漢字を書くときも、出てきた候補のなかから意味があっている漢字を選んでEnterをおしたらいい。
読むときはどうかというと、前後の言葉をみて第六感にたよって読み進んでいくことになる。
膨大な文章の中の一字がわからなくてもそれほど支障はかんじない。
そこへいくと俳句の中で出会った一つの漢字が、自分の中にあるかなり大きな怪しい漢字のグループに一字でも混じっていたら、
それはかなり危険なことになる。
俳句は語数がすくないので、一文字が受け持つ重さはかなり重めになっていることがあるので注意がひつようになってくる。
結社から届く結社誌をよみながら、分からない漢字があるとあとで調べようと思って止まってしまう。できるならスラスラと止まらずに読みたい。
何か策はないかと思い、いろいろ考えたけれども漢字を書く機会は相変わらずほとんどないし、画数の多めの漢字が出てくるたびに止まってしまう状況はこのままだとずっと続きそう。
もうこうなったら一つでもいいから確実にかける漢字を地道に増やすしか道はないような気がしてきた。
俳句に出てくる漢字をよどみなくよめるレベルの漢字を手に入れるという小さな野望が私の中にできたようだ。
分からない漢字がでてきたときは、分解して覚える。分解すると親しみのある漢字がでてくるのにな。
罅の場合は 缶で虎を呼ぶで完成する。
インドのケーララの森でであそこに虎がいるぞ!気をつけろというときにキャンプでスープをあたためていた缶が調子よく転がってしまい虎に気づかれたというところ
簡単な方法だと思う、そう思いながらYouTubeを眺めていたらお笑い芸人さんが「罅」のような画数の多い
漢字を細かくし、リズムにのってワチャワチャ唱えるというのがあったので、方向性としては間違っていないと思われる。
昔、単語を覚えるときはその周辺もちらっとみておくと、結構覚えられるから!というアドバイスを
聞いたことがあるような無いようなな気がするだけなので周辺も見ておこう。
罅 缶で虎を呼ぶ方の漢字は 陶器やガラスなどに入る罅。
皹 皮に軍 反対に 軍に皮 は手の皮などに皹が入った時。
大人になってから漢字をまた覚えるようになるなんて。
衣 ちなみに「蛇衣を脱ぐ」
というのは非常に文学的な漢字の読み方がされている季語だなあと思うわけですけれども
衣というのは「きぬ」と読みます。思わず文学的なので「ころも」と読みましたが第六感ははずれました。
衣を脱ぐ蛇はどこから皹割れる
鬼糸巻マンタ
(この句を詠むときは一応疑問の形を心情的に含んでいることを想定しているので、るのところでほんの気持ち語尾を上げる気持ちで、)
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