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秋の俳句~石山の石より白し秋の風 松尾芭蕉

こんにちは

今日も素敵な俳句できましたか?

本当に秋が来るんだろうかと思いながら気が付けばもう11月も半ばを過ぎてしまっていて

秋よりも冬の気配を感じます。

さむっ

11月19日は小雪だから、俳句の世界では冬になってました。

目次

今日の秋の俳句は「おくのほそ道」から

 

石山の石より白し秋の風 

            松尾芭蕉

      
おくのほそ道の愛読者や俳句歴の長い方なら「石山」というのがどんな石山なのか

知っているかもしれませんが、知らなくっても全然問題はござりません。

だって今からみていきますから

手元でみている本の解説には

「那谷寺は灰色白の奇岩が多く、岩窟に観音菩薩を祀る」

「近江の石山寺と比較する発想」

というように書かれています。

そうそう、俳句を読むときにいいなあと思っている方法に『全句集』というのがいいのではないか

と思います。現在でも根強いファンのいる俳人の姿を知るにはこの『全句集』というのが良いのです。

例えばこの

石山の石より白し秋の風
      松尾芭蕉

という芭蕉翁の俳句ですが、『松尾芭蕉全句集』に載っていまして、

  • 現代語
  • 俳句の中にでてくる地名などの解説
  • どんなときに読まれた俳句なのかの背景

などが読めてとてもよいのです。

『芭蕉全句集』 現代語訳付き (角川ソフィア文庫 A 330-2)

翻訳本です、古い日本語を新しい日本語に翻訳してある本です。

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俳句というとなにやら敷居が高く感じることもありますが、いつも自分が親しんでいる

環境からアクセスすることができるなら、そんなに距離感もかんじなくていいのではないでしょうか?

今日の秋の俳句はこちらの、「石山の石より白し秋の風」

俳句の舞台となる、那谷寺を見てみようと思います。

那谷寺

歩いて見える目線で、静かな映像というのがあったのでお借りしますね!

秋よりも少し先の冬の那谷寺の風景でした。

秋の句に親しむ間もなく冬になってしまったので、何か冬の句…

冬になるとお昼前に北に面したお台所でお湯を沸かしていたらたまにこういう色にそまりがち

冬空とシンクは青くなりにけり 
        鬼糸巻マンタ

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